11月24日(日)にリウマチ医療懇談会を小松市民センターにて開催して盛況の内に終えることができました。
今回は、自分の講演と、リウマチ医療寸劇、患者さんの体験談の三部構成となりました。
講演は、基礎編と最新編に分けて行いました。基礎編では、リウマチの診断、治療目的、寛解の定義、活動性評価、治療方針について具体例を出しながら解説しました。治療方針はEULAR (欧州リウマチ学会)2013のレコメンデーションを日本向けにアレンジしたものを提示しました。国内外の主要な学会、特に直近のACR(米国リウマチ学会)2013や学術誌からの最新の知見も所々に入れましたが、時間の関係もあり、ゼルヤンツとそれ以降の新しいJak阻害剤に関する話題などを中心としました。なお、以上の内容ですが、今年の流行語を紹介しながら解説するという新しい試みにチャレンジしました。結果的に今年の流行語大賞の4つは全て網羅していました。滑ったところもあるでしょうが、結構笑いも取れていたと自負しています。
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笑いと言えば、久々の寸劇は、笑いとともにためにもなったでしょうか?体験発表では患者さんの生活の背景が聞けて感慨深いものがありました。
御参加いただいた皆お疲れ様でした、そして本当に有難うございました。